発達心理学

ブリッジス・・子どもの情緒の観察「情緒の分化」

ジャージルド・・「恐れ」の観察
         恐怖の対象は年齢とともに変化する。
    
         他、「予定の原理」
            全ての発達過程は将来への準備を含んでいる。

           「熱中転移の原理」
            能力が身についたら別の活動へ関心が
            転移する。

ボウルビィ・・愛情の研究
        母親または母親的人物との間に形成される相互的で
        情愛的な結びつきを「アタッチメント」と呼んだ。


スピッツ・・「8ケ月不安」
        6ケ月ごろから始まる人見知りが8ケ月ごろに最も
        強く現れる。

        
       

○マターナルデプリペーション

 なんらかの事情により母親と離れる事になった母子分離によって

 母親の情緒的、社会的、感覚的刺激が子どもに十分与えられない
 
 状態により発達障害などが生じること。

○ホスピタリズム

 施設病ともいう。一般家庭から離れ、施設や病院などで育った子どもに

 しばしば起こり、子ども個人個人への世話や働きかけが少ないという

 心理的要因により心身の発達障害などが見られること。

○エディプスコンプレックス

 4〜6歳の男児が母親に対して性愛的な感情などを抱き、父親に対して

 反発や敵対心を持つ。また父親にからの罰をおそれて不安を感じ、

 同一視などが始まること。



   


○描画の発達

 ・知的写実主義(知ってるとおりに書く)

         ↓

 ・視覚写実主義(見たとおりに書く)に変化していく。

なぐりがき期(6ケ月〜3歳半ごろ)

 象徴期・意味づけ期(1歳半〜4歳ごろ)

 前図式期・並べかえ期・カタログ期(2歳〜5歳ごろ)

 図式期・覚え書き期(3歳半〜10歳ごろ)

 写真期(9歳〜)



 
幼児のもつ自己中心的考え方

アニミズム 
 
 生物や無生物にも生命があるというように全てのものが生きて言葉や

 感情、意識などを持っていると考えること。

 「ぬいぐるみが笑っている」「汽車がゴッツンして痛い」 など。

実念論

 自分が考えてものなどが全て現実に存在するものであると考えること。

人口論

 自然の現象や事物は全て人間が作ったものであると考えること。
ピアジェが示した知能の発達段階

 ヾ恭弍親暗段階(1〜2歳ごろ)

 ∩袷犧酖段階(2〜7歳ごろ)
    
    ・前概念的段階(2〜4歳ごろ)

    ・直感的思考段階(4〜7歳ごろ)

 6饌療操作的段階(7〜11歳ごろ)

 し措暗操作的段階(11歳ごろ〜)

○シェマ

 知能の質的な構造のこと。個々の子どもがもつ活動様式、反復して

 適用される行為をいう。

保存の概念

 操作が獲得された基準は事物に対して付加や削除が行われない限り

 普遍であるという概念。

可逆性の概念

 ある操作に対して逆の操作をすることができること。

相補性

 「高いけれども細い」など2つの量を同時に判断して液量の保存性が

 つかめること。
○共感覚

 1つの感覚が刺激をうけた時に異なった感覚が同時に生ずる事。

 ある音で色覚がともなう色聴が多いとされている。

 乳幼児期の子どもは各感覚が相互に未分化であるためにこういったことが

 おこりやすいとされている。

○相貌的知覚(そうぼうてき)

 幼児の未分化な心理的特徴を示す現象。

 事物をあたかも生き物のようにとらえ、そこに表情や身振りを見る傾向を

 示す。ウエルナーが名づけた。

○中心化

 幼児の自己中心的な知覚の特徴のひとつ。

 自己の主観的な視点からしか事物を見ることができず、目立つ視覚特徴に

 注意を集中させて他を無視してしまうような現象。


○乳幼児聴覚の発達

 生後数時間でガラガラなどの強い音に反応する。生後1ケ月で聞き分ける

 能力がはっきりし、2〜3ケ月では音のする方に頭をむける。

 5ケ月ころから正確な音の判断ができるようになる。

○乳幼児視覚の発達

 生後1ケ月で光などの一点を凝視する注視能力ができる。

 2〜3ケ月で水平、垂直方向を見る。目の調節作用は3〜4ケ月でほぼ

 成人と同じようにできるようになる。

 約5ケ月で、視・聴覚の協応した働きが可能となる。

○味覚

 味覚は新生児から発達しており、甘いものは吸い、苦いものは吐き出す

 などの反応を示すことができる。

 甘・辛・苦・酸 といった基本的な味覚にそれぞれ異なった反応を示す。

 
○身体の状態

 出生時は身長は男女とも約50センチ、体重は約3kg、
 
 脳の重量は約350gとされる。
 
 1年後には体重が約3倍、身長は約1.5倍、脳の重量は2倍となる。

 新生児では約4頭身であり身長に対して頭部が大きい。

○歯の発達

 個人差はあるが生後半年を過ぎると歯が生えてくる。

 1歳で平均6本生え、3歳までに乳歯が20本生えてくる。

 永久歯は合計32本である。

○発達曲線

 スキャモンは身体各部の発達が一定ではないことを発達曲線によって

 指摘している。身体諸器を4つにわけて示している。

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○新生児黄疸

 新生児の約70〜80%に、生後2〜3日たつと黄疸が現れる。

 生理的なものであり1〜2週間で自然に消える。生後体内で急激に

 赤血球が壊されるのが原因とされている。

○生理的早産

 ポルトマンが唱える。「人間は生後1歳になって、真の哺乳類が

 生まれた時に実現している発育状態にやっとたどりつく」とし、

 人間の誕生の状態を「生理的早産」と述べている。


○<輻輳説(ふくそうせつ)>
 人間の発達の諸要因は遺伝的要因のみによるものではなく、

 環境的要因のみによるものでもなく、両者の相互作用によるものであると

 提唱した。シュテルン、ルクセンブルガーらが唱える。


○<生得説>
 発達の諸要因に関して、個体の発達は個体内の遺伝的素質によって

 規定されるという考え方。ゲゼルらが唱えた説。遺伝説ともいう

○<経験説>
 環境論ともいい、発達の諸要因に関して、環境の影響が子どもの

 発達にとって、決定的な力を持っているという考え方。

 ロックやワトソンらが唱える

○<環境閲値説>
 ジェンセンが唱える。人間の特性によって生得的な素質の発現における

 環境の影響が違うという説。