社会福祉

○地域援助技術(コミュニティワーク)

 当初アメリカでは地域組織化運動(コミュニティオーガニゼーション)が
 
 主流であったが最近ではコミュニティワークが注目されるようになった。

 イギリスでは1968年のシーボーム委員会報告をきっかけに

 コミュニティワークが盛んに論じられるようになった。

 コミュニティワークとは一定の地域社会でおこる住民の問題等を地域社会

 自らが組織的に解決していけるようにコミュニティワーカーが援助を

 行う過程、方法のことである。

○地域組織化運動(コミュニティオーガニゼーション)

 地域社会の必要性、要求を発見し地域社会及び集団が持っている資源およ

 び能力を有効に使うために必要な手段を講じ、地域社会に含まれた団体

 機関、などの連絡調整を図りかつ組織化する技術や過程のこと。

 日本における地域組織化運動の代表的な機関としては社会福祉協議会が

 ある。

○社会福祉調査法(ソーシャルワーク・リサーチ)

 社会福祉実践(ソーシャルワーク)が行われる際に用いられる専門的な

 方法のひとつ。社会福祉の実態、対応するサービスや方策の問題を

 明らかにすることを目的とする社会福祉を推進するための方法と技術。

 一般の社会調査などとは違い、調査の目的や結果が社会福祉の実践や計画

 立案に直接的に関連するものでなければならない。


○社会福祉運営管理(ソーシャ・ウエルフェア・アドミニストレーション)

 地域社会の要求(ニーズ)に即した施設の運営方針や地域住民に対する

 社会生活上の援助(サービス)の供与のこと。

 当初は社会福祉施設を科学的に管理運営する施設管理法として研究されて

 きたが現在は国、地方自治体の社会福祉サービスの供給、計画や実施まで

 包括している。



○個別援助技術(ソーシャルケースワーク)

 ケースワークの母、メアリーリッチモンドによる定義
 
  「ソーシャルケースワークは人間とその社会環境との間を個別に、
  意識的に調整することを通してパーソナリティを発達させる諸過程
  から成り立っている」

 ケースワークとは社会環境や対人関係で問題を持つ個人、又は家族に

 対して援助するため意識的努力によってそれを調整し社会環境に適応させ

 るために側面から援助を与え、人格を向上させることによって自己充足

 の状態にまでもっていこうとする科学的専門技術である。

○バイステックによるケースワークの7原則

 1)自己決定の原則・・対象者自らが決定できるように援助する。

 2)個別化の原則・・対象者を1個人としてとらえること。

 3)秘密保持の原則・・対象者に関する情報は漏らさない。

 4)意図的な感情表現の原則・・対象者の感情を自由に表現できるように

 5)統制された情緒関与の原則・・援助者は自分の感情を自覚して吟味。

 6)受容の原則・・対象者のあるがままの姿を受け入れること。

 7)非審判的態度の原則・・援助者自身の価値観や倫理的価値判断で
              対象者を審判しないこと。
 
○集団援助技術(グループワーク)

 コノプカによるグループワークの定義は
 
 「ソーシャルグループワークとは、ソーシャルワークのひとつの方法で
  あり意図的なグループ経験を通じて個人の社会的に機能する力を高め
  また個人、グループ、地域社会の諸問題により効果的に対処しうる
  よう人々を援助するものである。」 としている。

グループワークとは興味や年齢を同じくする個人が自発的あるいは人為的に

小集団を作りグループ構成員の対人的相互関係やプログラム活動を通じて

各個人が人為的に成長、発達することを目的としたもの。

<グループ作成の条件>
 ・メンバーは年齢、興味、課題などの点で共通点がなければいけない。

 ・メンバーの個人意思によって構成されなければならない。

 ・集団としてまとまりやすい10名前後が適当である。

 

 

○グループワークのはじまりはイギリスやアメリカでおこったセツルメント

 運動である。1935年の全米社会事業事業会に初めて集団援助部門が

 設置されニューステッカーが最初の定義を行った。

 ロンドンでは1844年、人格形成を行う団体としてロンドンYMCAが

 誕生した。

 イギリスにおけるトインビー・ホールやアメリカのシカゴに設立された

 ハルハウスも有名であるがおもにセツルメント運動の中でグループワー

 クの活動が行われていた。

 
○直接援助技術   個別援助技術(ケースワーク)
        
          集団援助技術(グルーワーク)

○間接援助技術   地域援助技術(コミュニティーワーク)

          社会福祉調査法(ソーシャルワークリサーチ)

          社会福祉運営管理
       (ソーシャル・ウェルフェア・アドミニストレーション)

          社会活動法(ソーシャルアクション)

          社会福祉計画法
         (ソーシャル・ウェリフェア・プランニング)

○間接援助技術   ネットワーク、 スーパービジョン、

          ケアマネンジメント、  カウンセリング

          コンサルテーション
  
○社会福祉法   2000年(平成12年)

○生活保護法   1950年(昭和25年)

○児童福祉法   1947年(昭和22年)

○母子及び寡婦福祉法   1981年(昭和56年)

○母子保健法   1966年(昭和40年)

○高齢社会対策基本法   1995年(平成7年)

○老人福祉法   1963年(昭和38年)

○老人保健法   1982年(昭和57年)

○介護保険法   1997年(平成9年)

○障害者基本法   1993年(平成5年)

○身体障害者福祉法 1949年(昭和24年)

○知的障害者福祉法 1960年(昭和35年)

○精神保健及び精神障害者に関する福祉法  1995年(平成7年)

○社会福祉及び介護福祉士法  1987年(昭和62年)

○精神保健福祉法  1960年(平成7年) 
<社会福祉運営管理(ソーシャ・ウエルフェア・アドミニストレーション)>

地域社会の要求(ニーズ)に即した施設の運営方針や地域住民に対する
社会生活上の援助(サービス)の供与のこと。
当初は社会福祉施設を科学的に管理運営する施設管理法として研究されてきたが
現在は国、地方自治体の社会福祉サービスの供給、計画や実施まで包括している。


<関連用語>
<社会福祉調査法(ソーシャルワーク・リサーチ)>
 社会福祉実践(ソーシャルワーク)が行われる際に用いられる専門的な
 方法のひとつ。社会福祉の実態、対応するサービスや方策の問題を
 明らかにすることを目的とする社会福祉を推進するための方法と技術。
 一般の社会調査などとは違い、調査の目的や結果が社会福祉の実践や計画
 立案に直接的に関連するものでなければならない。